アイツと過ごしたあの時間
十一章 決意
先に声を上げたのはお母さんの方だった。
「あの子は、息子は生きてますかっ!?」
少し遅れて私も言った。
「零夜は助かったんですよね?」
「息子さんは・・・」
お医者様の言葉を遮って聞こえた声。
それは・・・
「あの子は、息子は生きてますかっ!?」
少し遅れて私も言った。
「零夜は助かったんですよね?」
「息子さんは・・・」
お医者様の言葉を遮って聞こえた声。
それは・・・