_DAILY COLORS_
土田「里優…?」
里優「私のせいなんです…ッ
私が…裏切ったから…ッ!!」
その震え方は異常だった。
冷や汗も垂れて、ガタガタと。
過去に、何かあったのだろうか。
皆は里優を見つめる。だが、彩花は立ち上がり、里優の前に立った。
そして、里優の両頬を少し強い力で叩く。
パチンッ
里優「ッ!!」
土田「…ね!!
これでもう謝らない!
悪いと思ってんなら掃除手伝う!」
里優「…ッ…ヒック…はい…ック…」
ボロボロと溢れる涙。
彩花はそれを拭ってあげる。
そして二人で笑いあった。
浅木「…ボソボソ(恋人みたい)」
高杉「…ボソボソ(確かに)」
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