ライム


「ふ~

おいしかった。」


私は
いっぱいになったおなかを
ポンポンと叩きながらいった


そして
なんとなくつまようじをくわえてみた


「優里
おじさんみたいだよ。」


グサッ

いくらおじさんっぽくても
高1の乙女にそんなこというな!


この頃反抗期で
ナーバスになりだしてるんだからね!


「へぇ~

優里、反抗期なんだ。」


「えっ!?

海人って
エスパーだったの!?」


「んなわけないだろ。

お前、
全部口に出して言ってたし。」


無意識のうちに
考えてた事を言っていたらしい


「それにしても反抗期だったなんて

拓斗先輩に
言ったらどう反応するかな~。」

拓斗先輩とは
私の憧れの先輩なのです!

ってそんなこと言ってる場合じゃない!


「海人様っ

そっそれだけはご勘弁を!

なんでもいたしますので~(泣)」


「ふ~ん

ホントになんでも?」


「へいっ!」


「じゃあ・・・」
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