゙幼なじみ゙という名の壁~素直になれなくて~


そんな月穂のことが
どうしようもねぇくらい
………好きだ。


近いようだか、現実はどうしようもねぇ距離がある……。



俺はこんなに想っているが…
あいつは俺のこと
ただの幼なじみとしか
見てねぇだろう。


それは普段の態度を見てりゃ
嫌でも感じる…。


他の男と同じ扱いだし
俺の前では特に無防備だし。



俺だって
一応男ですからね?



我慢できねぇくらい
ヤバいときもそりゃありますよ……。




そしてあいつは幼き6歳の時に交わした、あの約束も…きっと覚えてないだろう。




あいつかなり鈍感だし
無自覚だし。


そこも可愛いけどな笑。






< 4 / 89 >

この作品をシェア

pagetop