゙幼なじみ゙という名の壁~素直になれなくて~


「いいけど…。
つまんねぇと思うぜ?」



そりゃそうだろう。

月穂は俺がただ
走っている姿を見て
面白くもないだろう。


でも…

「ううん。
そんなことない!!!
あたし頑張って
応援するからね?」





嘘!?
まじかよ!!!!

かなりテンション
上がるんですけど。


だけど…

「おう、ありがとな!
期待してるよ。」

と気持ちを抑えて言い
カッコつけて月穂の頭を
ポンと軽く叩いた。




「うんッ!!!
練習頑張ってね?」



ヤバ…………

かなり幸せだ。







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