ちいさなコイ。


私たちは、強引に入って切符を買った。


そしてホームに行こうとした瞬間――


人にぶつかってしまった。


「あぁーすいません。
私の不注意で」


「いいですよ。
混んでますから〜」


「ありがとうございます。」

と、その優しい男性は行ってしまった。



あっそういえば有華
どこに行ったんだろ…


「有華〜〜有華〜」


と私は、有華を探したに人気のないところへ行った。



ボンッ。


またぶつかってしまった―――。


「あっすいません。」

前へ進もうとしたとき――


バキッ。


「あーー。俺のお気に入りのサングラス踏んだな!!」


「えっ!?」


すぐ下を見れば、
粉々のサングラス。


.
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