ちいさなコイ。


「あのっっ……」


「「すいませんでした―。」」

私は大声で相手に伝える。


「いいよ。また買い直すし――」


さっきはすごく怒こっていたのに、今は笑顔で返事をしている――。


変な人―――



「えっっ
私が踏だんだし、私が壊したのでお金払います!!」


「いいよ。どうせ安ものだし、もう一本予備にあるし。」


「絶対だめです。
私そういうの嫌いなんで払わしてください。」



「10万―――」



「えっ?」


なにが10万なの??



「このサングラスの代金。」



「払ってくれるの?」



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