清蝶の総長です♪
男の子はナンパ男に近づいて腹を殴った。

「お、おまっ…
おん、なっ…」


女…?


「俺は男だよ。
ふざけんじゃねぇ。」


あ、男って…


「あのさー、あんたらもこんな目に会いたくなかったらさっさと引いてくんね?」


殺気が漂ってあたしまで身震いする。


「チッ、逃げんぞ。」


ナンパ男達のリーダーが言って逃げていった。



「大丈夫か?」


優しいな、この子。

手を差し出してくれてる。


「はい、ありがとうございます。」



立とうとすると風が吹いて男の子被っていたフードが取れた。


「…えっっ!!」






< 13 / 64 >

この作品をシェア

pagetop