sweet.sweet........

「優樹くん・・・」

「くんなんて付けなくていいよ。


“優樹”って呼んでよ」

ふわりと笑ってあたしを和ませる。



「ゆ・・・うき・・?」

「そう。よくできました!」


あたしの頭を撫でる。






そして・・・・




「!?」



「またね。碧菜」





爽やかに手を振りながらあたしの前から去って行った。







あたしのおでこにキスを落として・・・・・。




「・・・っ優樹・・・・」



思わず呟いてしまった言葉も風に呑み込まれる。


一瞬で貴方に落ちた、




あたしを見つけてくれますか_____?




優樹____




END


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