-部恋。Round.03-
勇介は少し笑って見せたけど…、
「勇介、目そらさないでよー。」
「いや。まじで見れない(笑)」
勇介は顔をそらして顔の前で手のひらをみせる。
私は勇介の腕をギュッと引っ張ってチュッと短いキスをした。
私はニッと笑うと勇介は顔を腕で隠したかと思えばそのまましゃがみ込んでしまった。
「あーーー!もう!!!」
勇介は腕に顔をふせたまま叫ぶので、そんな姿におかしくて笑った。
私はそんな勇介にブランケットを頭から被せ、放ったまま屋上から校内を見下ろせるところに向かう。
屋上から楽しそうな学園祭を見下ろした。