愛して野良猫
「お前には関係ない」
「頭……貴方は利口な方だ…正直に言っていただけませんか‥?」
刃は笑う‥
不気味な笑みを浮かべ
「頭がこんな事をしていたと、親父様が知ったら……どうなるんでしょうね‥」
「無傷ではすまないだろうな」
「‥よくご存知で……」
刃は不気味に笑いながら
ゆっくりと口を開いた
「……頭……取り引きをしませんか?」
「取り引きだと?」
「えぇ……頭の希望を、叶えてあげますよ‥」
「…お前の望みは?」
「俺の望みは………貴方が親父様に逆らわないことです」
刃はニヤッと笑った