愛して野良猫


「俺は父さんを潰す。その為なら………刃‥俺はお前を消す」


「‥ふっ……俺も随分と舐められたものですね」


「だったら?」


「俺も…容赦しねぇ」



バキッ!!!!!!!


「っ!」


「俺は親父様の為なら、この命‥いつでも差し出す」


「‥忠犬かよ」


「忠犬でわりぃか?」



刃はニヤッと笑う



刃の口調が変わっているからな‥


ある意味…ヤバい



「ふっ…忠実な犬は、人間に牙をむくのか?」


「……………………むくよ?俺は忠犬であり‥狂犬だからな」



バキッ!!!


「‥寄越せよ……お前の持ってる地位…」


バシッ!!!


「親父様の邪魔すんなよ……お前みたいな半人前‥いらねぇんだよっ!!!!」



俺は反撃する間もなく


ただただ‥殴られた
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