愛して野良猫


「なぁ……やり返して来いよ?‥反撃して来いよっ!!」


「‥っ…はぁ…バカか、お前」


「あ?」


「お前、俺を誰だと思ってんだよっ!!」


「っ!?」



俺と刃が入れかわった


刃が下で俺が上



「これでもな……浬音が死んでから、少しは成長したんだ」


「くっ‥」


「浬音への償いの為に…力をつけてきた……お前には、負けねぇ」


バキッ!!!



俺は思いっきり…


刃を殴った



刃は気を失ったらしく


動く気配はない



「…………すまない‥刃」
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