愛して野良猫
「そうか。なら……強い奴と弱い奴を均等に第一部隊、第二部隊、第三部隊、第四部隊、第五部隊に振り分けるぞ」
「はい」
俺と閨杜はバランスを考えながら
振り分けた
父さんを倒すには
第一部隊が重要
少しでも油断すれば
負ける……
「ふぅ……玖音、少し休憩しましょう」
「あぁ」
閨杜は立ち上がると
クッキーらしき箱を持ってきた
「コーヒーでいいですか?」
「ん、ありがとう」
閨杜が差し出した
コーヒーのカンを
俺は受け取った