愛して野良猫
情報屋
「なんもないけど、上がれ」
「お邪魔します‥」
俺は庵に続いて
庵の家の中に入った
家の中は
必要最低限の家具しかなく
真っ白の部屋に
黒いソファー‥
黒いテーブル
そして…赤い絨毯がひいてある
「インパクトあるだろ?」
「あぁ…」
「ここは、情報屋"庵"の部屋だ」
「お前の部屋だろ?」
「違うんだなぁ。俺"庵"の部屋は2階。ここは情報屋"庵"の部屋」
庵はそう言うと
俺の腕をつかんだ
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