愛して野良猫


てか……


「それ関係あるか?」


「あるに決まってんだろ」


「あっそ」


「心配せずに大人しく待ってな!」



庵は材料を準備しつつ


俺に笑いかけた



…オムライスか


全然食ってない‥な



俺は浬音がいなくなってから


一度もオムライスや


ハンバーグを食べていない



浬音が大好きだった食べ物だから


俺は食べることができなかった



双子だから‥


一緒に食べたいという


想いがあった
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