愛して野良猫

















「…浬音様の死は……無駄なことでした…よ」



泰斗は


ニヤリと…笑った



そして…


ゆっくりと


目を閉じた‥



「……浬音の死が‥無駄?」



俺は自然と‥


拳に力が入った



強く握った手のひらから


ポタポタと‥


血が落ちた
< 195 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop