愛して野良猫
「手紙の主を言うことはできませんが…俺が12の時に受け取りました」
「……眞那菟は今‥」
「ある人の元にいます」
「そうか…」
俺は…ただジッと……
手紙をみていた
「俺は玖音さんを守るために、或都として生まれ変わりました」
「…俺を?」
「はい。神様が‥玖音さんを死なせてはいけない、と」
「なんで…」
俺は理解できなかった
俺のせいで…
沢山の人達が死んだ
罪のない人達が‥
「貴方は神様に愛されているんですよ」