愛して野良猫






「……アレは‥もしや黒猫?」



1人の少年が


彼等を見て呟いた



「…玖音さんと…浬音さんがいないのに‥復活したのか?……ありえない‥」




少年は1人で考えていた



少年は小さなカメラを


ポケットから取り出した




「…黒猫は、玖音さんと浬音さんの居場所だ」




少年はシャッターをきった



何度も何度も―――…


シャッターをきった
< 67 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop