愛して野良猫
「浬音さんはっ…最後までアンタを守ったのにっ!!!!」
「ハア‥ハア…子猫っ」
「…許さないっ……絶対にアンタを許さない!!!!」
…浬音
俺は‥どうしたらいいんだ
俺に向かってくる子猫の……
心の傷は…癒えないのか‥
バキッ!!!!!!!
「くっ…」
「嫌いだ……アンタなんか‥玖音さんなんかっ…大っ嫌いだ!!!!!」
「‥ル、ル……ごめ、ん‥な」
今の俺には……
謝ることしか
できない‥