王子様の秘書様
彼女たちの勇気に免じて王子に掛け合ってみようかな。
『・・・わかりました。王子に話してみます』
『『やったーっ!!』』
キャイキャイと手を取りあったり、抱き合ったりして喜ぶ女の子たち。
その子達がちょっとうらやましい。
あたしには、この学校で同い年の女の子の友達いないから。
『ですが、王子の許可がおりなければできませんのそこを忘れないでいてください。他になにか用件はありますか?』
『はいっ!えと、他は・・・特にないです』
『それでは王子を待たせていますので、失礼させていただきます』