王子様の秘書様

落ち着け、あたし。



良く考えれば何も悪いことしてないじゃん。



堂々としてれば、さらっとスルーしてくれるハズ!







『すいません、いろいろあってここに来ちゃったんです。すぐに一年生のとこに戻りますので』



ぺこりとお辞儀して、踵を返す。


我ながら完璧!





フフフと笑みをうかべてその場を去ろうとした。








肩に重みが!



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