ココアな恋


そして、試合当日



明らかに俺は勝っていた


まぁ当たり前だ



小学生以来に空手をやる長倉恭哉と県内ベスト4に入る俺とが勝負してるんだ


当たり前の結果だった




でも長倉恭哉は何度俺が蹴りを入れても絶対に立ち上がる


諦めようとはしなかった




っと同時に長倉恭哉が本気で心愛先輩が好きだと言うことが伝わってくる




「心愛だけは渡さねぇ」って言われたときの長倉恭哉は今までで1番本気だとわかった


この瞬間、直感的に「俺の負けだ」っと思った




だから普段なら避けれる蹴りをまともにくらった



俺は負けた




でも後悔はない

気持ちがスッキリした





長倉恭哉……

いや……………



「恭哉先輩」絶対に心愛先輩を幸せにしろよ

って思えた


初めて心から恭哉“先輩”と呼べた








いつか俺も恭哉先輩と心愛先輩みたくなれたらいいな





サヨナラ………

俺の恋………



Fin



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