ココアな恋
「ココア?
アハハッ!
変な名前~~!
あっ
だからココア持ってきてんの?」
そのあと、あたしは散々バカにされた
その日からココアを見るたびにその時のことを思い出してしまい
ココアが嫌いになった
っと同時に恭哉のことも大嫌いになった
小学4年生のときに突然、恭哉は転校していった
もちろん最後の最後まで名前をバカにされ続けた
それ以来、まったく恭哉とは会っていない
てか、どこに行ったのかも知らなかった