男装美少女
「やっぱり朝はパンだね。」




てっ、テレパシーッ。




エスパーがこの中にいたようだ。



彼の名は………晴っ。





予想通りの展開でしょぉ。




満場一致でうなずいた。





ガチャッ。




ドアが開く音とともに




ゴンッ。




この重い扉の音は玄関だ。




あたしは玄関に向かって一直線に走った。





お兄ちゃんの『痛ってぇ』っていう声が聞こえてきたんだ。





予想通り。





「おおおお、お兄ちゃん。大丈夫?」




この展開は今日二度目。




お兄ちゃんが、無理やり笑って見せた。





顔が引きつってるよ?



とりあえず晴たちがお兄ちゃんを引きずって入っていった。




やばそうだったから急いでついて行った。

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