先生×生徒=恋愛対象外!?
「あっ!もうこんな時間!?俺クラス帰らないとヤバイっ!!!
聖夜~また来るからな」
元気にウインクまでつけて帰っていった。
安川君って嵐みたい・・・
「アイツ変なんだよな、なんか巻き込んでゴメン」
いまだにボンヤリ考えていた私は黒木君の言葉で意識が戻った。
「あっ、確かに不思議な子だとは思ったけど、楽しかったし大丈夫。」
本当はもっと明るく言いたいのに
まだ慣れてない黒木君や陽毬の前ではどうしても冷たい感じになってしまう。
そんな自分がどうしようもなく嫌だった。
でもそんなの特別気にしてもいないような感じで
「陽毬わぁ・・・あんまり会わないヵもぉ、」
「まぁ話せば慣れるよ。アイツも悪い奴ではないからさ。それは俺が保障するし!」
なんて笑いながら話してる。