ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「しかも、この病院のすぐそばだもんね、学校…。今度、抜け出そうか?」。
「さすがに…それは…。」。
「だね、外出許可もらって行こうね。」。
「うん。」。
「じゃ、見送りいいからベッドで休んでて。興奮して疲れていると思うから…。」。
「わかった…、おやすみ。」。
奈月が手を振ると、駒野も手を振りながら病室を出て行った。
「なつがあんなに上機嫌なの…久しぶりだ。」。
駒野は、病室の外でポツリと言ってから歩き出した。
「さすがに…それは…。」。
「だね、外出許可もらって行こうね。」。
「うん。」。
「じゃ、見送りいいからベッドで休んでて。興奮して疲れていると思うから…。」。
「わかった…、おやすみ。」。
奈月が手を振ると、駒野も手を振りながら病室を出て行った。
「なつがあんなに上機嫌なの…久しぶりだ。」。
駒野は、病室の外でポツリと言ってから歩き出した。