ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「ゆっちー、困り果てていたよ。」。

「そりゃ、そうよ。…じゃあさ、なつは王子がベンチ入りできると思ってる?」。

「う〜ん…。」。

奈月は、駒野のニヤついた顔を暫く見ていて…。

「無理、そう簡単にはいかないよ。」。
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