ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
翌日、杉山がバッティングゲージで快音を響かせていた。

ピッチャーは、エースの保瀬が務めていた。

保瀬は、調子が悪いわけではなく、ここまでは、12人と対戦して一ノ瀬にヒット性の当たりを1本を許しただけだった。

だが、杉山に対してすでに5本のヒット性の当たりを許していた。
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