ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜
「う…ん。」。

杉山と奈月はお互い、ぎこちない笑顔を作って別れた。


杉山が病室を出るとドアの脇に、武晶と咲子と駒野の3人と古井が立っていた。

杉山は、軽く会釈してから、薄暗い廊下を歩いて行った。
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