゚。+空の向こうに消えた+。゚
「奈々知ってたよ?」


「え!?」


(・・・・知ってた?何を・・・・・??)




「拓人が祐実を好きだって、こと。見てたら分かるよ・・・・・・。好きな人のことだもん。
覚悟はしてた。いつかは気持ちを伝える日が来ること。
でも・・・・・・・やっぱ見たくなかった。その場にいたくなくて、逃げようと思ったら足滑らせちゃった・・・・・・」

「奈々本当に馬鹿だよね」と言って力なく笑った



ははは・・・・・と笑う奈々をぎゅっと抱きしめた



「ごめん・・・・・ごめんね・・・・・。あたし本当に最低・・・・」




「謝らなくていいよ。だって奈々は拓人にとっくにふられてるもん。」


「えっ!?」


初めて聞いた事実にあたしは驚いて奈々を離した


「うそ・・・・・いつ……??」
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