゚。+空の向こうに消えた+。゚
「ところで今日はどうしたの??祐実ちゃんが来るなんて珍しいじゃない?」

「祐実の制服見てみなぁー。」

ソファーに座ってアイスをくわえながら奈々が言う

(え、いつの間に?)


「え??制服?・・・・・・・・あ!!奈々ちゃんと同じ制服じゃない!!どういうこと!?」

あたしを見ながら驚いている

「あたし偶然、奈々のいる学校に転校しちゃったんです☆」

「本当に??すごい偶然ねー。
そういえば、祐実ちゃんのお母さんがまた引っ越すことになったのよーって言ってたわ!」

(まだ連絡とってたんだ・・・・・・)


「そうなんですかぁー。お母さんとはたまに会ったりとかしてたんですか??」

「さすがに会ったりはしてないわよ。たまーに電話をしてた程度よ。」

なんて笑ってた

(なるほど、あの長電話はおばさんが相手だったのか・・・・・・・)


「あ!!あたしそろそろ帰ります。
てかそろそろ帰んないと時間やばいんで。お邪魔しましたぁ☆」


「もう帰っちゃうの!?」

奈々は座っていたソファから飛び上がって言った

「奈々ちゃん、そんなこと言わないの!!祐実ちゃん、じゃぁ、気をつけて帰ってね☆またいつでもいらっしゃい。」

「はい!!奈々、また明日ね☆」

昔懐かしいおばさんとの会話を惜しみながらもこれ以上長居したら帰りが遅くなるのであたしは奈々の家を後にした






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