゚。+空の向こうに消えた+。゚
ひとしきり泣いた後、トイレでメイクを直して拓人を探した



(どこ行ったのかな?)


キョロキョロ辺りを見回す







(あ…!)


受付の近くのベンチで腰かけていた




(拓人……)


胸がきゅーっと狭くなった


気持ちが揺れた




でも駄目だ



(よしッ!!)





「…拓人!!」


「祐実……」

あたしに驚いてガクッとなった

「今、いい??」

「ああ、大丈夫。」



< 112 / 142 >

この作品をシェア

pagetop