゚。+空の向こうに消えた+。゚
この町へ来て2度目の冬を迎えようとしていた



そして私はこの町を離れなきゃいけなかったの・・・・・・



離婚問題は着実に進んで、正式に離婚が決まってしまった


あたしは2人の話し合いのもと、お母さんが引き取ることになった


幸いお母さんの姓も田村だった


だからあたしは変わらず田村祐実でいられた



ほっとしたような・・・・・


・・・・・・・悲しいような



どちらでもない不思議な気持ちだった


でもこれで良かったんだよ



だってこれは2人が決めた答えなんだもん




別々になることで、双方は幸せになれるのならあたしはそれで構わなかった

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