゚。+空の向こうに消えた+。゚
「ねぇ、美咲さんは??」

そうだ、美咲さんはこんなの許さないはずだ


「振り切ってきた…」

「え…」


(それってあたしを選んでくれたってこと?)


「実はさ、このコンビニが見えるとこで食事してたんだ。
お前…ずっと待ってるしさ…もしかしたら、これ俺行かないと帰らないんじゃないかと思ったんだ。
こんな寒いし、夜に女の子1人危険だしさ…凄い心配になって……だから、来た。」


「智君…」


(あたしを選んでくれた、って勘違いしちゃうよ?)


違くてもいいよ


嬉しいよ


「来てくれてありがとう……」


例え同情からでも…


「こっちこそ、寒い中待っててくれてありがとう。」

















あたしは先生を振り向かせられました



あたし達のラブストーリーは始まったんだ


ゆっくりだけど…ね?



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