゚。+空の向こうに消えた+。゚
「それからしばらくして奈々子が生まれたのよ。」


やっぱり女の子だから…あたしとパパのラブストーリーを嬉しそうに聞いている



この子は将来、どんな人と恋をするのかな??


どんなラブストーリーがあるのかな??



奈々みたいな…友達に出逢えるかな??



奈々は・・・・・・・


今、どうしているのかなぁ??



知ろうと思えば知れるの


お母さんはまだおばさんと交流はあるしね


だけどあたしは知りたくないを選んだんだ


おばさんにあたしには奈々に何かあったとか知らせないで下さいって頼んだの




本当はすごく知りたい


でもきっと知ってしまったら、あたしは壊れる気がした


今の生活もすべてを失ってしまいそうだった



傷つきたくないんだ

これが自分を、今の生活を守る方法


思い出として大切にとっておきたかった



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