゚。+空の向こうに消えた+。゚
「あはは(笑)あ・・・・・・・もう2時間目始まっちゃう!!うちはもう行くけど、祐実は??」
気がつけば、もう1時間近くがたとうとしていた
話していると時間の経過がとても早く感じてしまう
「え?あ・・・・・・・・あたしはまだいるよ。授業する気分じゃないし。」
「そっか!!じゃね☆」
走り去っていく寧々の背中に手をふった
タンタンタンタン・・・・・・・タンタンタン・・・・・・
たんたんたんたん・・・・・・・
(ん??)
誰かが上がってくる気配がする
というか屋上の階段を上がる音
(誰だろ??)
「祐実!!!!!!!」
勢いよくドアを開いた先にいたのは奈々だった
「もう、こんなとこにいた・・・・・・・何、転校そうそう授業さぼってんの!?」
息が上がっているせいで、とぎれとぎれだった
「てか、奈々も授業さぼってんじゃん(笑)」
「何してたの??」
(え・・・・・無視?)
「何って・・・・・・・寧々としゃべってただけだよー?」
「えー・・・・・・奈々も混ぜてよッ!!なんで呼んでくれなかったのー??」
「奈々、舞ちゃんが会話に出てきたから先にぷんすか教室に行っちゃったんじゃない。」
「・・・・・・・・そ、そうだけど。ってええ!?何でそのこと・・・・・」
「舞ちゃんと何かあったんだろうなと思って寧々に聞いたのー。」
「まじ・・・・・・。」