゚。+空の向こうに消えた+。゚
朝っぱらからあたしは走っていた

なぜなら・・・・・・・・遅刻ギリギリだからです!!



「おはよ―!!」

(はぁ・・・・・・・間に合ったよぉ。)

「あっ、ゆんちゃんおはよ―☆」

教室に入るとあたしの1番近くにいたクラスメイトが挨拶してきた


秋は学校行事が多くて本当に助かった

文化祭とか体育祭を通じてクラスにもすっかり打ち解けて、色んな子と話すようになったんだ


あ、ちなみに“ゆんちゃん”ってのはあたしのあだ名

あたしのクラスにもう1人ゆみって子がいるんだよね

だから紛らわしくないように田村祐実はゆんちゃんになったの


「おはよ―!!・・・・・・・・って、あれ??」

クラスの異変に気がついた

いつもより騒がしい

それに・・・・・・・

「あ!気がついた??席替えしたの☆黒板に新しい席書いてあるから見てきなよ!」

「あ、どーりで違和感があると思った!!ありがと、確認してくる!!」

< 46 / 142 >

この作品をシェア

pagetop