゚。+空の向こうに消えた+。゚
季節は秋から冬に変わり

寒さも本格的になってきた今日この頃





「ゆんちゃんっ!!」

1日の授業を終えて、帰ろうと奈々と寧々としゃべっていたときに理人に呼ばれた

「何??」

「放課後、時間ある??」

「えっ・・・・・・・・」

どうしようかと思って2人を見た

2人は行ってこいと言わんばかりにニヤニヤしていた

(うわぁ―・・・・・・・この2人絶対何か期待してるわ・・・・・・・)

奈々がグイッとあたしを引っ張ってこう囁いた

〈行ってきなよ!もしかしたら・・・・・・・・告白、かもよ?〉

〈はッ!?〉

〈いいから奈々達気にしないで行ってこいっ!!〉

ドンっと思いっきり背中を叩かれた

その勢いで理人の前までやってきた


「あ、えっと・・・・・・・たぶん平気。」

「急にごめんな―?」

「ううん、大丈夫だよ。」


そのとき奈々と寧々がニヤニヤしながら

「じゃあ奈々達は退散するとしますかぁ♪」

そう言い残すと去っていった



(・・・・・・・・あいつらッ!!)

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