゚。+空の向こうに消えた+。゚

すれ違い

「おっはよー☆」

いつも通りに学校に登校するとクラスがいつもよりにぎやかだった


「あ、祐実ぃ!!おはよー♪今日、テスト返されんだってぇ!!」

教室に入るなり寧々が近づいてきた

「え!?うそ、もう!?」


合唱祭が終わってから定期考査があったんだ

高校1年生最後のテスト

そう、いわゆる学年末

それなりに頑張ったつもりだけど、今いち自信がない・・・・・・(苦笑)


「うん・・・・・・・・あれ??奈々は??」

「今朝は会えなかったの。」

「あ、そうなんだぁー。」


あたしと奈々は毎朝待ち合わせしている訳じゃないからこういうことは時々あるの

だいたいいつも同じ時間に電車に乗るんだから会えたら会いましょうってことになっている


「奈々はテスト帰ってくるなんて聞いたら大慌てしそうだよねー。」

すると意外な答えが返ってきた

「それはないよー(笑)だって奈々、めっちゃ頭良いし!」

「えー意外ー!!」



「意外って何よー?」

後ろにはぷくぅと頬を膨らました奈々がいた

「あ・・・・・・・・ごめーん。」



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