゚。+空の向こうに消えた+。゚
「奈々どうしちゃったんだろう??」

あたしたち以外はみんな帰っちゃった放課後の教室

「テストの成績悪かったんだって。」

「え?そうなの??」

「うん。さっき先生に聞いた。」

「マジかぁー。そりゃ、ショック受けるわ。」

「ちゃんとテスト勉強してたよね?」

「してた、してた!!休み時間もずぅーとやってよね!!」

「なんでだろうね??」

「なんか調子悪かったとかじゃない?祐実はあんま気にしなくていいと思うよ?」

あたしは何も言えなかった


確かに成績が下がるなんてよくあることかもしれない



でも奈々のは何か違う気がした



なんだろう??





何かがゆっくりと迫ってきているような・・・・・・・・


今までのはその前ぶれのような・・・・・・・




そんな気がして怖かった













ゆっくり

着実に

その何かは迫っていたんだ


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