゚。+空の向こうに消えた+。゚
(つーかこれもう習ったんだけどぉ・・・・・・・)


退屈な時間な上に眠い

数学ってきらーい・・・・・・・・


キンコーンカンコーン


待ち望んだ授業の終わりを知らせるチャイムが教室に鳴り響いた

そして不思議なことに、さっきまでの睡魔が嘘みたいに消えた










「しっかし、祐実って変わってないよねぇー。」

奈々はお弁当のウインナーをほおばったまま言った

「奈々が変わりすぎなの!!
そんなにばっさり髪切っちゃってさぁ、しかも茶色いし?
あんなに綺麗な黒髪だったのにぃ・・・・・・・・。」

「高校生なんだから茶髪くらい当たり前!!
髪を切ってパーマかけたのは高校入ってからだけど、この髪色は中2からだよーん♪」

なんてひょうひょうとしてる

「中学から!?よく平気だったねー?」

(だって中学って色々厳しくない??)

「あーもうマジうざかったよ、先生たち!!でも戻さなかったけどねー☆(笑)」

「卒業式はその髪で出れたの??」

「卒業式はねー、さすがにこれじゃ出させないぞって言われたからスプレ―で黒くしたぁ!(笑)
でも制服に黒い色が落ちちゃってね、大変だったのっ!!」

「だったら最初から染めなきゃ良かったじゃん(笑)」

「だってー、黒髪ださいもんっ☆(笑)」

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