゚。+空の向こうに消えた+。゚
「あーっ、超イライラするっ!!」
そうぶつぶつ言いながらどんどん先を歩いていく
(歩くの早っ!!)
あたしも早足で必死に奈々についていく
すると、階段にさしかかった
階段を降りようとした奈々はバランスを崩してしまった
(あ、危ないっ!!)
助けようと駆け出したらあたしよりも早く他の誰かが間一髪奈々を支えていた
「奈々!!大丈夫??」
「あっぶねーなぁ……。島野大丈夫か??」
そう言いながら奈々を支えていたのは拓人だった
「な…なんとかぁー………」
そう弱々しく答えて自分の置かれている状況を確認すると「えぇ!?」と慌てだした
「拓人!?あ、ごめんっ!」
顔を真っ赤にして急いでその場をどいた
「もう大丈夫なのか??」
「全然平気!ありがとねッ!!」
そう言い残すとささーっと教室まで走っていった
(もしかして……恥ずかしかったとか?)
いつもイケイケゴーゴーな奈々からは想像がつかない態度にあたしはちょっとだけ笑えた
そうぶつぶつ言いながらどんどん先を歩いていく
(歩くの早っ!!)
あたしも早足で必死に奈々についていく
すると、階段にさしかかった
階段を降りようとした奈々はバランスを崩してしまった
(あ、危ないっ!!)
助けようと駆け出したらあたしよりも早く他の誰かが間一髪奈々を支えていた
「奈々!!大丈夫??」
「あっぶねーなぁ……。島野大丈夫か??」
そう言いながら奈々を支えていたのは拓人だった
「な…なんとかぁー………」
そう弱々しく答えて自分の置かれている状況を確認すると「えぇ!?」と慌てだした
「拓人!?あ、ごめんっ!」
顔を真っ赤にして急いでその場をどいた
「もう大丈夫なのか??」
「全然平気!ありがとねッ!!」
そう言い残すとささーっと教室まで走っていった
(もしかして……恥ずかしかったとか?)
いつもイケイケゴーゴーな奈々からは想像がつかない態度にあたしはちょっとだけ笑えた