゚。+空の向こうに消えた+。゚

「ねぇ…彼氏連れてっちゃ駄目かなぁ??」


5人で旅行の予定を立てているときに寧々がそう聞いてきたのがきっかけ


女3人に男2人という中途半端な人数だったし、みんな快くそれに賛成した


それに直矢さんは車の運転が出来るしね?


何たって別荘は山の中にある

歩いて麓に下りることは出来るけどたくさんの食料品が買える程のスーパーは近くには無かった


だから直矢さんにはこの旅行の保護者も兼ねて車の運転もお願いしたんだ




「なかなか進みませんねぇー………」

「いつも行く時はこんな感じなの??」

「あたしが行く時は大抵夜なんですよ。だから寝ちゃっててすぐ着いた記憶しかないです…。」

「あはは(笑)あるあるそういうの!!」

なんて笑いながら直矢さんと話していると寧々が横から話しかけてきた

「ねぇー直矢ぁ?パーキング寄ろうよ?お昼ご飯食べよー♪」

いつもの寧々から想像がつかない程の猫なで声で直矢さんに甘えている

「あ、賛成!!あたしもお腹すいた!!」

時刻はもうお昼をとっくに過ぎた頃であたしももうペコペコだった

「じゃちょっと休憩してこうか?」



そうしてパーキングでお昼ご飯を軽く済ませた

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