ﾟ｡+空の向こうに消えた+｡ﾟ

「これか??」

「あ、うん!!それそれ!」

「へぇ―?南京錠なんだ?珍しいな!!」


普通の鍵よりも少し小さい訳はね…


そ、南京錠だからなんだ


「開けられる??」

ちょっと手こずってるみたいであたしは心配になった

その苦戦している間にみんなは景色を楽しんだりその辺を散策していたりしていた


「んー･･･お、開いた!!」


ガララ―……

昔ながらの横にスライドする扉を開けた

古いせいでスムーズに開かないし、しかも開けるたびに大きな音が鳴るもんだから泥棒も入りにくいと思う…

その大きな音にみんなは気がついて玄関に駆け寄ってきた

そして我先にと家の中に入っていく

「おぉ―!!結構広いね―!!」

と奈々が子供みたいに部屋の中を見て回って感心していた


と、思ったら……


「きゃああぁぁ―――!!」


と甲高い叫び声が聞こえた


「奈々!?どうしたの!?」

あたし達はその声が聞こえる部屋まで駆け出していった