YOU ARE MY BROTHER'S ERIEND! YOU ARE MY DARLING??




side亮


今日も学校

行きたくないけど行く

何でって
泉が行けって言うから


今までさんざん心配させた

だからなるべく心配させたくない



やっと昼休み


昨日愛琳ちゃんと
メールやりすぎたからマヂ眠い

でもうれしくて
寝るとこなんてどうでもよかった


今すぐにでもメールしたい

まぁ愛琳ちゃんは学校だからムリだろうけど



今日は騒がしい
‘今日も’なのかもしれない

「中学生なんだって」

「俺ああゆう子タイプ」

窓が割れたり
ケンカが起きたり
他校のヤツが来たり
なんて日常茶飯事

だから中学生の女子が来ても
おかしくない


でも今日はちがった

生徒は興味津々

いつもは同じようなことが起こっても
無視しているのに

この異変に嫌な予感がした


俺は足早に人が全くいない北舎の
空き教室がたくさん並んだ所に向かった

中学生の女子はすぐに見つけることができた


今にもキスしそうな体勢だ

それが誰かなんて一目で分かる


俺は壊れるくらい力一杯ドアをあけた


『愛琳ちゃん??』




< 18 / 20 >

この作品をシェア

pagetop