YOU ARE MY BROTHER'S ERIEND! YOU ARE MY DARLING??



そして愛琳ちゃんが家に来る日


ピンポーン


来てくれたってことだけで
十分うれしかった


インターホン越しに
話しかけようと思った


でも俺の思考は停止した


インターホンの映像には
目がパッチリしていて
セミロングのかわいい女の子が映っていた

面影はあるけど
小学生のころとは
違うかわいらしさがあった


愛琳ちゃんがくるりと向きを変えて歩き出そうとした

やっと頭が働いて
俺は急いで外に出た


『愛琳ちゃん』


俺には名前を呼ぶ資格なんて
ないかもしれない


でもまだ一緒にいてほしい

謝ることのはやめようかな

愛琳ちゃんは覚えてないみたいだし…



俺は無意識のうちに
愛琳ちゃんを家にあがらせて
帰ろうとした愛琳ちゃんを
止めていた


今はお菓子とジュースを取りに部屋を出た


冷静になってから
絶対怪しまれるだろ
って思ったけど
別にいいかなとも思った


だって愛琳ちゃんかわいすぎだから


泉や両親が溺愛するのもわかる


俺は好きなんだろうな

たぶん相当な重症だ


これって一目惚れかな

初対面じゃないけど






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