YOU ARE MY BROTHER'S ERIEND! YOU ARE MY DARLING??




「じゃあ帰りますね
ありがとうございました」

もうそんな時間?

まだ一緒にいたい

もっと話したいのに


でも愛琳ちゃんはさっさと帰る支度をしている


『家まで送るよ』



愛琳ちゃんとの繋がりがほしい
歩きながらそんなことを考えていた

今俺は高2で愛琳ちゃんは中3

同じ学校には通えない

愛琳ちゃんが高校生になって
同じ学校に入ってくれれば
うれしいけど
頭がいい愛琳ちゃんは
もっとレベルの高い高校に行くだろう


しかもこれから1年近く
待たなければならないなんて
そんなのたえきれない


『メアド教えて?』


一瞬驚いたけどすぐに教えてくれた


それがうれしくて


『また来てね』

「はい」


俺の口元は上がりっぱなし

愛琳ちゃんは手をふって
自分の家へと入っていった

繋いでるものはあったとしても
やっぱり寂しい




俺は



愛琳ちゃんのこと





好きなんだ





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