～見えない敵との戦い～

～～～～～♪～～♪

ﾋﾞｸｯ!!

メールが届いた…。

あたしは震える手で内容を読んだ。

「胸の写真。」

あたしは無視することも考えた。

怖くて、どうしようもできなくて。

でも、友達が犠牲になる。

考えただけで怖かった。

あたしが送らなかったら、

詩織や沙耶が・・・

そう思ったら、体が勝手に動いてた。

パシャ…

顔なしの写真。

配布して返信した。

～～～～～♪～～♪

「顔も写せ。」

えっ?

『顔はいやだよ…』

「いいのか？友達がどうなっても。」

っ・・・・。

拓斗は最低だ。

あたしにとって友達がどれほど大切か

それをわかって友達を出す。

パシャ…

従うしかなかった。

顔ありの写真。

配布して送信した。

送った瞬間、涙が出てきた。

あたしはもう汚いのかな…

こんなことになるなら約束、

守ればよかった。