~見えない敵との戦い~
~~~~~♪~~♪

「そのままペンさせ」

っ――――――。

もう無理だ。

もう死にたい。

怖い怖い怖い怖い・・・

『具合悪い。

寝る。』

そう言ってケータイを開くのを辞めた。

でも、ちらっとケータイをみると、

電話がかかってきてる。

怖いから寝ることにした。

=次の日=

学校が休みだった。

だから、憂鬱だった。

朝起きてケータイを開く。

着信メール10件
着信 7件

メールの2通以外は全部拓斗。

怖い怖い怖い怖い。

あたしは返信しなかった。

かかってきた電話にも出なかった。

でも、夜になってきたメールで、

返信しざるおえなかった。

「璃音の学校に今まで送った4枚、

ばらまくよ?

いいの?」

『辞めて…。お願い具合悪いの…』

~~♪~♪~~♪

『はい。』

「熱あんの?」

『ハァハァ・・・ん。』

嘘をついた。

具合悪いのは嘘じゃない。

熱があるのが嘘。

「何度?」

『38・・・・』

「ふーん。」

『お願い…今日は許して。』

「じゃあ、今ベッド?」

『ん・・・。』

「そのまま胸だして、写真とって。

今日はそれでおしまい。

メールも電話もしないよ。」

『ん・・・』

あたしから切った。

耐えきれなかった。

怖くて、不安で。

パシャ…  送信。

もう、今日はケータイ見ない。

そう決めた。
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